3G-Regel(3つのGルール)とレストラン
5月19日より厳しいコロナ自粛期間が終わり、やっと飲食店の入場、劇場、フィットネスなどの営業が可能となりました。飲食店では、屋内は4人、屋外は10人までが同じテーブルを囲むことができます。ただ3Gルールが適用され証明書がないと使用できません。3Gルールとは、
1)getestet(コロナテストを受けた人)ウィーンでは、テスト通りや薬局、または上の写真のような自宅で行う(携帯やPCなどカメラ付き機器の前で、写真中央の液体を60秒うがいし、赤キャップの小さな瓶にストローで入れ、箱に戻し、指定のスーパーなどにあるBOXに投函)無料テストを多くの場所で受けることが可能です。レストランに行きたい場合は、テストにより異なりますが24時間から72時間以内の陰性テスト証明を持参しなくてはなりません。
2)geimpft(コロナワクチン接種を受けた人)日本経済新聞によると、5月26日時点で、日本では760万人以上の方が最低1回のワクチン接種を受けたそうですが、オーストリアでは344万人以上です。小さな国ですので接種可能な国民の45%以上にあたります。例えば、ワクチン接種を受けた方は、一回目なら、22日以降3ヶ月以内に摂取した証明が必要です。
3)Genesen(コロナから回復した人)コロナに感染し、回復した方の6ヶ月以内の医師の証明書も3Gルールのうちのひとつです。
厳しいようですが、これならコロナに感染していない人のみが多くの施設を利用できみんなが安心して訪れることができますよね。
ウィーンのカフェやレストラン
ウィーンに訪れる多くの方は、写真のように、ザッハーホテルや王室御用達であったカフェデーメルでコーヒーや有名なチョコレートケーキ、ザッハートルテを食べ比べし、レストランフィーグルミュラーでお皿より大きいウィーン風カツレツを楽しみ、レストランプラフッターで煮込んだお肉料理のターフェルシュピッツを試してみたいと思っていることでしょう。ところが、国際会議が多く行われる音楽の街ウィーンには様々な理由で2度目の訪問をされる方もたくさんいらっしゃいます。でもご安心を。国際豊かなウィーンには雰囲気の違った色々なタイプのレストランが有ります。
旧市街には多くの建物の屋上にレストランが有り、上から眺めるウィーンの景色と共にお食事を楽しむことができ、皆様はまた新しい発見に出会えるでしょう。
夕方4時頃から多くのワインを飲ませる居酒屋ホイリゲが開き始めます。ウィーンガイドと路面電車などの交通機関を使い、郊外のホイリゲ巡りに行きませんか?週末のみ営業するホイリゲもたくさんありますよ。ハムやチーズと一緒に、集合しているホイリゲ街でワインの飲み比べをしてみましょう。
オーストリア料理に飽きてしまったら、お勧めは日本でも食べ慣れているイタリア料理。ウィーンに住む多くのイタリア人が経営する気軽なピザ屋(Pizzeria)やレストラン(Ristorante)は大人気。日本と違うのは、ウィーンではイタリアのようにピザはナイフとフォークで食べること。お気を付け下さいね。
ちなみにコロナ期間のデリバリーでウィーンで一番多かったのもピザ。2番めがハンバーガーで3位はオーストリア料理を抑えてお寿司でした。ウィーンに留学予定の方はお寿司づくりを覚えないと、必ず現地でリクエストされますよ!
5月になると日照時間が伸び、夜の8時30過ぎまで明るく観光にも便利なウィーンですが、暑くなるとドナウ沿いも人気のレストランスポット。ヨットの練習を見ながら、または国連のある高層ビルを眺めながら夜景を楽しむのもいいですよ。
ウィーンには多くの現地旅行会社発の気軽なツアーがあります。フリーでウィーンにいらした方も参加しながら、現地に長く滞在しているウィーンガイドからレストラン情報を集めて下さいね。