レア植物市場のお話

2022/04/22

ウィーン 散歩 市場 植物園

みなさん、こんにちは

 

 

この記事を読んで下さる方の中には、もしかしたらお花好きの方、植物を育てていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそのうちの一人で、本格的な趣味と言えるほど詳しくはありませんが屋内とベランダ、そして家庭菜園で花や野菜を育てています。

そんな私が楽しみにしているのが、毎年春にベルべデーレ宮殿隣の植物園(Botanischer Garten)で開催される「レア植物市場 (Raritätenbörse)」!

 

 

 

この植物園はウィーン大学に属していますが、温室など一部を除いて市民に開放されていて、市民の憩いの場となっています。

普段は入場無料のこの植物園、この「レア植物市場」は有料です!
開催期間の3日間は入場料金がかかるんです*。お店を一軒一軒見ていると時間がビュンビュン過ぎていくので、植物が好きな方は2日券を買うとお得。私はわかっていたのに「さすがに2日は見ないだろう、買っても置く場所ないんだし。」と1日券を買ってしまい、次の日も行きたくなって後悔しました。あぁ~・・・わかっていたのに・・・

*期間中も市場の開催されていない一部は無料で入れます

 
 

オーストリアで蘭といえばココ!蘭ショップEdererの出店の一部。
培養瓶の中に小さな蘭の子どもが入っています。欲しかったのですが、蘭初心者なので自信がなく今年は断念しました。大人のカトレアを一鉢買ってきました。

日本の名護蘭、他のショップではエビネなども見かけました。



こちらは普段公開されていない、ウィーン大学の蘭の温室です。中には入れませんが市場開催中は入り口から覗くことができますよ!




 緋毛氈のような赤い布がひいてあり、遠目に和風っぽく感じました。ちなみにオーストリアでも盆栽はBonsaiで通じます。

 

検疫があるので、植物を日本にもって帰るのは難しいですね。私もあれもこれも欲しくなりますが、置き場所の関係上、欲しくても買えないことが多いのです。でも、見るだけでも十分に楽しめています!
園芸がお好きでたまたま「レア植物市場」の開催期間にウィーンにいらっしゃるなら、ベルべデーレ宮殿のお隣という観光にもってこいの場所ですからついでに足を延ばしてみてはいかがでしょう?市場がない時でも、公園としてお散歩するのも気持ちが良い場所です。