コロナロト(宝くじ)再びと自治体へのご褒美
日本でも2月から3回目のコロナワクチン接種が始まるようですね。
日本では、6ヶ月の期間をあけて、3回目の摂取をすることが推奨されていますが、オーストリアでは、4か月後です。一足お先に12月から1月がワクチン接種のピークです。
クリスマスには接種者に商品が当たる宝くじがありましたが、3月中頃より、再びコロナ接種宝くじが登場。(バンザイ!)
今回は、オーストリアのお店、ホテルや飲食店、文化、スポーツ関連などで使用できる
500ユーロの金券!(当たりますように!)
ただ、厳しいルールも始まります。
現在でも2回ワクチンを打っていない方は、摂取証明書の提示も必要なため飲食店やお店(スーパー、薬局など以外)などの入店は既にできません。(2Gルール)
2回摂取(又は、1回+感染快復)していても、半年(180日)ほどの期限が過ぎると、3回目が必要です。(3回目以降は9ヶ月の270日後)
2月よりオーストリアに住む18歳以上の国民のワクチン接種の義務化も始まります。(妊娠中の方、健康上危険を伴う方は対象外)
摂取をしていない国民は、どうやら2月中旬には手紙が届き、まだ摂取していないと1ヶ月後の3月中頃から1回につき600ユーロの罰金(最高3600ユーロ)も始まります。ただ、自治体も必死です。
なぜなら、
それぞれの地方自治体の接種者が80%を超えると市町村に投資金のご褒美が貰えるからです。
85%で2倍、
90%パーセントで4倍!
スタンダード新聞の例によると、
3千人の住民が住む町は、
80%で3万ユーロ貰え、(1ユーロ129円で計算すると、387万円)
90%なら12万ユーロ(1548万円。これは大きな違い!)
既に、オーストリア全体の2095の自治体のうち
390箇所で80%
76箇所が85%を超え、
ウィーンから30キロほど離れたAndlersdorf(人口127人)では、90%!
地域対抗摂取大会のようです。
面白いコロナ接種場所
さて、今回はウィーンのコロナワクチン接種会場についてです。
予約なし
保険証
ワクチンパス持参で、
子供も大人も接種しやすい場所がウィーン中に分散されています。
どこだと思いますか?
メンバーの撮影した写真と共にいくつかご紹介します。
もうすぐ100年の歴史を誇る美しい市民プールAmalienbad
授業のついでに大学生にも便利な工科大学
お買い物通りマリア・ヒルファー通りのショッピングセンター
子供も大人も楽しめるドナウ運河沿いの船Vindobona
(写真提供・カール由紀子)
鉄道ファンなら絶対にここ、路面電車Impfbin
(写真提供・カール由紀子)
接種後にノンアルコールビールやラードラーも付いてくるオッタークリンガー・ビール醸造所
(写真提供・大淵元子)
祈りながら神様と一緒に旧市街の中心シュテファン大聖堂
(写真提供・井上元子)
3回目摂取後の副作用は、軽く感じた方、2回めと同じ症状の方、様々なようです。
摂取会場では、
接種後の運動と飲酒を3日は控えるよう医師の方からアドバイスもあったよう。
それでは
今年も皆様のご健康とご多幸をウィーンよりお祈り申し上げます。
今年は、ウィーンでお会いしましょう。