第11回勉強会「クロスターノイブルグ修道院 Stift Klosterneuburg」
先日、クロスターノイブルグの修道院で、ガイドのための説明会に参加しました。
ガイドのためなので、歴史や個々の展示物の説明ではなく、見学の際の、連絡トランシーバー(?)の使い方、緊急時、集合場所、鍵の開け方、電気のスイッチ、順路、各種諸注意、等々、2時間半強、教授いただき、最新のガイディングの手引きもいただきました。
(とても大きい建物群なので、写真では一部分しか入らないですが。)
日本のお客様はまだ多くは訪れませんが、地元では大切で人気のある、お勧めの場所です。非常に乱暴ですが、私の考えで短くまとめますと、
なぜ、お勧めか?
・オーストリアでも歴史的に重要な意味を持つ
・ウィーンの北西のお隣、ドナウ川の上流で、ウィーンから近い
クロスターノイブルグの街のポイントは、
・修道院 (ここは修道院の門前町、素晴らしい修道院です)
・街 (古くてコンパクトで素敵な街です)
・ワイン (街も修道院も、ワインで有名です)
この修道院で見学のポイントになる時代は、
・中世 (ハプスブルグ家以前の領主バーベンベルク家の重要な場所なので)
・バロック (女帝マリア・テレジアの父、皇帝カール6世が増設した部分が圧巻)
どうぞ、ウィーンからちょっと足を延ばす機会を作ってみてください。お役に立てれば、うれしいです。
ほんの少しだけ、写真を紹介いたしますね。
井上 元子