勉強会(10) バーデンの夏限定Sommerarena でオペレッタを見よう。

2021/09/06

雑記 勉強会




Sommerarena

 第10回勉強会

テーマ:夏限定の劇場Sommerarena でオペレッタを見よう。
場所:    Baden バーデン

欧州の温泉都市の一部としてバーデンの温泉保有地が世界文化遺産に7月に登録された記事がブログ内にもありましたが、今回は夏限定開催の劇場Sommerarena で、オペレッタを鑑賞することに決定。(ばんざーい!)先月の勉強会の報告です。
バーデンは、音楽に、温泉にカジノに食事にショッピング、自然もすぐそこ、ぶどう畑一面のハイキングコースや有名なホイリゲのまちに挟まれている最高の場所!(秋のハイキングワイン飲み歩き勉強会もきっとするよ!)
2度めのウィーンの方はぜひ一味違った体験をバーデン滞在でお楽しみ下さい。
勉強会の前にはそれぞれにしっかりとコロナテストを受けました。(感染しない、大事な同僚に無症状のまま感染させないも大事!)
ヨーゼフ・ランナーとシュトラウス1世像

観光 音楽家を訪ねて

ウィーンの森ツアーの一部として観光にも良く訪れるバーデン。
ウィーン旧市街のオペラ座近くからバーデン線の電車でのんびり1時間ですが、今回は地下鉄のあるMeidlingから出発。(残り45分はおしゃべりしてたらすぐ着くよ。)
保養地であるバーデンには、音楽家モーツアルトや妻コンスタンツェ、ベートベン、シュトラウスなどが訪れており、その足跡を訪ねるツアーが音楽愛好家には人気ですね。
聖シュテファン教会

夏以外はこちらが主役のシティー劇場

  

帽子屋

お買い物

保養地でもあるバーデンにはウィーンには残念ながら減って来た素敵な帽子屋さんやお洋服屋さんも意外と多くすれ違うマダムもオシャレな方が多い気がします。
バーデンをテーマにした本屋さんに立ち寄るのもなんだか素敵ですね。

 


本屋

 

当日営業中のホイリゲ看板

夕食はバーデンのホイリゲ(ワイン居酒屋)で

 スイーツの美味しいカフェやこの地域のベーカリーも惹かれますが、オペレッタの前に軽い食事をしたい為ホイリゲへ。ホイリゲカレンダーや、街中の看板で今日開いているホイリゲを探します。お店が順番に持ち回りで数週間ずつ開けるので気をつけましょう。今回は、欲張って手作りケーキも種類の多いお店を選択。

ケーキがウィーンの倍の大きさのホイリゲ

 


天井は自動で開閉可能なSommerarena

Sommerarena でオペレッタ鑑賞 

開催日 08.07-03.09.2021 

演目 Eine Nacht in Venedig ベネチアの一夜((ヨハンシュトラウス2世) 

演目時間  19:30より90分

ファンファーレを合図に、劇場へ入場します。屋根が開いているため、窓からだけでなく、頭上からも光と風が入りなんとも心地いい!100年以上の歴史を持つ劇場ならではの知恵ですね。シュトラウス2世は<ベネチアの一夜>を夏によく滞在していたバーデン近くの街の別荘で作曲しており、この地域の居心地のいい雰囲気が彼の作品に多くの影響を与えたことでしょう。舞台上の音楽家たちもやっと活動が出来、コロナ前より幸せそうな雰囲気を漂わせている気がしました。(いやいや、私達が久しぶりの音楽で幸せをよりかみしめてるに違いない。)


カジノ
街の中心に位置する三位一体像

ウィーンへバスで帰宅

夕方18時過ぎからウィーンオペラ座前とバーデン間を走っているバスに乗り、帰りはさっとウィーンへ戻ります。夕方から走っている理由は、カジノがあるから! 本数も少ないバス(1時間に1本。昔はお昼も走っていたのに、バスを使ってホテルへ帰っていたコロナ前の時刻表注意!)の待ち時間を利用してイルミネーションの綺麗な旧市街を散策しながら帰宅に付きました。