古楽器コレクションへのお誘い

2020/10/13

音楽 雑記 博物館

ベートーベンファンの皆様、クラシック音楽ファンの皆様、それ以外の皆様


ご存じのように今年 2020 年は、あの「楽聖」ベートーベンの生誕 250 周年記念の年、
生誕地ドイツのボンで、活躍し、そして亡くなったここウィーンで、
数多くの、本当に数多くのイベントが企画されていました。

特にファンでなくても、知らない人のいない、あのダダダダーンのベートーベンですから


それなのに、よりによって世界をまたにかける流行り病のせいで、
今日ここまでのところ大部分はキャンセル、キャンセルにならなくても規模縮小です。


これも「運命」
自宅で憂さ晴らしに大音量でダダダダーンをお聞きになっていらっしゃる方も、
足を踏み鳴らしていらっしゃる方も、
次の、アフターコロナのウィーン・オーストリア旅行の際は、ぜひ、
新王宮内の古楽器コレクションもご覧ください。


これはコロナ以前の英雄広場の写真です。
古楽器コレクションへは向かって右手「民族博物館」の入り口から入ります。


ここにはベートーベン時代の貴重な楽器が多数展示されています。
現在のピアノ(他の楽器も)の変遷も分かります。
もちろんベートーベン時代には楽器が異なるので、
あの「エリーゼのために」も「月光」も(今晩は雨)、
今聴くのとは音色が全く違ったはずです。


この博物館では、別途有料ですが、いくつかの古楽器の音色を聞くことができる
オーディオガイドも用意しています。
古楽器で演奏した曲のCDもショップでお求めいただけます。


繰り返しですが、次のウィーン旅行の計画は「熱情」、
最後は「歓喜の歌」が自然に湧いてきます。


ぜひご検討ください。



大渕元子