ベートーベンファンの皆様、クラシック音楽ファンの皆様、それ以外の皆様
ご存じのように今年 2020 年は、あの「楽聖」ベートーベンの生誕 250 周年記念の年、
生誕地ドイツのボンで、活躍し、そして亡くなったここウィーンで、
数多くの、本当に数多くのイベントが企画されていました。
特にファンでなくても、知らない人のいない、あのダダダダーンのベートーベンですから
それなのに、よりによって世界をまたにかける流行り病のせいで、
今日ここまでのところ大部分はキャンセル、キャンセルにならなくても規模縮小です。
これも「運命」
自宅で憂さ晴らしに大音量でダダダダーンをお聞きになっていらっしゃる方も、
足を踏み鳴らしていらっしゃる方も、
次の、アフターコロナのウィーン・オーストリア旅行の際は、ぜひ、
新王宮内の古楽器コレクションもご覧ください。
ここにはベートーベン時代の貴重な楽器が多数展示されています。
現在のピアノ(他の楽器も)の変遷も分かります。
もちろんベートーベン時代には楽器が異なるので、
あの「エリーゼのために」も「月光」も(今晩は雨)、
今聴くのとは音色が全く違ったはずです。
この博物館では、別途有料ですが、いくつかの古楽器の音色を聞くことができる
オーディオガイドも用意しています。
古楽器で演奏した曲のCDもショップでお求めいただけます。
繰り返しですが、次のウィーン旅行の計画は「熱情」、
最後は「歓喜の歌」が自然に湧いてきます。
ぜひご検討ください。
大渕元子