突然ですが、日本人の血液型分布はおよそ
A型 40%
O型 30%
B型 20%
AB型 10%
となっているそうです。
皆様ご自分の血液型をご存知でしょうか?
当然!という方がほとんどでしょうか。
それでは、この一般にいちばん使われているABO式血液型を発見したのは?
カール・ラントシュタイナー!
それ誰?という声が聞こえてきそうです。
オーストリアの病理学者カール・ラントシュタイナーが1901年にABO式血液型を発見、 それにより輸血事故が減少しました。
さらに後年1939年にはラントシュタイナーと弟子ウィーナーがRh因子を発見し、 現在最も一般に使われている血液型(A型Rh+など)分けが完成します。
途中1930年にはノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞していますが、 このときには研究の場はすでにアメリカに移っていました。
ウィーン大学本館の回廊式中庭にラントシュタイナーの碑もあります。
廻廊
「血液型発見者」と業績が刻まれています。
他にもフロイトやシュレーディンガーなど有名な学者がいっぱい。
今の学生が記念碑前で勉強している姿や、カフェで楽しそうに話している姿も見られます。 一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
大渕元子