モース硬度のモースさん!

2021/12/08

ウィーン 学者 雑記

みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。


私は先日、インフルエンザの予防注射に行ってきました。

インフルエンザの予防注射、小学生の頃はものすごく痛かった記憶があり、
内心穏やかではありませんでしたが
先生が上手なのか、ちょっとチクッとしただけで済みました。

接種の際、先生に「3回目のコロナワクチンの接種を考えていますが、
どのぐらい間をあければよいですか?」と聞いたところ
「すぐ受けても良いですよ。」とのこと。
これで、受けたければいつでも受けられるので安心です。



さて、本題に入ります。
先日、歯の治療を受けた際、ふと、「歯ってどのぐらい硬いんだろう」と
歯の硬さが気になったんですね。
そこで、「モース硬度」を調べることにしました。

モース硬度は主に鉱物の硬さを表す尺度です。

単語自体は憶えていなくても、
ダイヤモンドがモース硬度「10」にあたる・・・と言うと
学校で習ったなぁと思い出される方も多いのではないでしょうか。

ネットで硬度表を見つけ、
気になっていた歯(のエナメル質)の硬度がわかりスッキリ。
そのまま記事を眺めていると、
モースの記念プレートがウィーンにあるというではないですか。
 

慌ててモースについて検索すると、
今まで特に何も考えずに使っていた言葉の「モース」は人名でした。

フリードリッヒ・モースはドイツ出身の学者で、
オーストリアのグラーツ大学やウィーン大学で
教授を務め、お墓もウィーンにあることがわかりました。

この画像で見る記念プレートがなんとも可愛らしい。
是非私も実物が見たいと思い、さっそく見に行くことにしました。

 


ウィーン中央駅から徒歩10分ほどの
彼の名前を冠した「モース通り」にあります。

 



ウィーン中央駅のクリスマスツリー
人通りは少なめ


ありました。



車の大きさと比較して頂くとわかる通り、
結構な大きさです。
インターネットの画像からは、もっと小さいものを想像していました。




モースさんの肖像と、10個の標準鉱物などがレリーフになっています。
 色つきで可愛らしい。

学校で習ったモース・・・モースさんはこの方だったんだなと、
そうかぁ~そうだったのかぁ~・・・と、
なんだかしみじみした気分になったのでした。


また、中央駅とモース通りの間には

ベルべデーレ宮殿があります。

帰りはここの庭園を散歩して帰りました。

ロックダウン中で
普段はお医者さんやスーパーに行くぐらいしか外出しませんが、
久々に外にでて、美しいものを見て、
心にも体にも良い運動になりました。


みなさまも健やかにお過ごしくださいませ。