日本に神社仏閣・城郭を建てたり補修したりする専門職人「宮大工」がいるように、 ウィーンにも(「オーストリアにも」でも「中央ヨーロッパにも」でもいいのですが、 現在と版図があっていなかったりするので、ここでは「ウィーンにも」とします) 教会建築を受け持つ専門職人がいます。
ウィーンのランドマークのひとつ、シュテファン大聖堂の石工さんたちが どんな仕事をしているかちょっと見てみましょう。
コツコツ石細工
型紙を使って
ゴシック建築に特徴的な小尖塔をつくります
※よく見たら上の型紙はこの小尖塔のではありませんでした・・・
各種ノミ
いくら防護メガネやマスクをしても、筋力も耐久力も器用さも要求されるかなり大変なお仕事です。 シュテファン大聖堂に使われている石は経年劣化が比較的起こりやすい石なので管理も大変です。 こうして地道な作業で守られているのですね。
大渕元子