楽しいニラ摘み

2021/04/11

シューベルト 歳時記 雑記 散歩 植物

ロックダウンが延長されてしまったことは残念ですが、
健康維持のための外出は許可されていますので
近所の森(18区)にニラ摘みに行ってきました!

 


 ドイツ語では「ベアラウホ」と言います。
直訳すると熊ネギですが、なぜ名前に「熊」が付いたのか、詳しいことは
わかっていないそうです。うーん、クマが好んで食べるとは思えないので、
クマ肉の煮込みにニラの香りが合うとか・・・かな?
なんででしょうね。

 

香りと味わいが日本のニラとよく似ているので
日本人のお友達同士の間では「ニラ」と呼んでいますが、
種類は違い、葉っぱを見ると写真のように幅広です。
Wikipedia曰く、日本語の名前は英語由来で「ラムソン」と言うのかな?

 

 


この緑、ほぼぜーんぶニラです。

もう少し経つと、小さくて白い、いかにもネギ科!という花が咲きますよ。
小花が集まって丸いポンポンのような形をした素朴で可愛い花です。
ただ、その頃にはもう葉が硬くなってしまうので、
食べるなら花が咲く前の方が美味しいですよ。


例年ならこの時期はもう花が咲いていて、
野菜としての旬は過ぎているのですが、
今年は気温が低くて春が遅かったので、
今しばらく柔らかくて美味しいニラが頂けて嬉しいです。

 

日本のニラと同様、野菜炒め、レバニラやニラ玉にすると美味しいです。
オーストリア人はニラ入りクネーデル(パンやジャガイモで作るお団子)や
ペーストを作る人が多いようです。
ペーストは「ジェノベーゼ」の要領で作り、バジルの代わりにニラを使います。


本来は生でサラダにしても美味しいと聞きますが、キツネが生息する所では
寄生虫のエキノコックスへの不安から私は一応加熱しています。


また、ニラと間違えてスズランなど有毒植物の葉を収穫してしまい、
中毒する人が毎年何人かいてニュースになります。
ウィーンだとスズランはニラの旬の後に出てくる気がするのですが、
もしかしたら両方同じ時期に出てくる地域もあるのかな?
ワッサワサ一気に刈り取ってしまう場合など
葉っぱを確認していなければ混ざることもありうるかも。
健康を損ねてはいけませんから、おいしそうなところを
一枚ずつ確認しながらのんびり丁寧に摘むのが良いと思います。

 

私の感覚だと、ニラは湿気と半日陰ぐらいが好きなので
ウィーンの西側の森に多く生えているような気がしています。
早春にオーストリアにお越しでニラを摘むチャンスがある方、
キッチン付きのお宿に泊まる方はぜひ、春の味覚を楽しんでくださいね。


 

あっ!
2回続いたシューベルトに無理やりバトンを繋げて見ます。

ニラ摘みの道中にシューベルト公園(Währinger Schubertpark)があり、
シューベルトのオリジナル墓石が残っています。
この歴史についてはまた次の機会に。

右がシューベルト、左がベートーヴェン

Yukiko