クリスマス時期のウィーンのコロナ対策
感染者数によって、コロナ期間のルールがどんどん変わるウィーン。1年で最も大切な行事イエス・キリストの誕生日クリスマスを前に、閉まっていたお店は開いたものの飲食店はテイクアウト以外は閉まったまま。美術館は開きましたが、オペラ座や劇場は閉まっており、クリスマスが終わる12月26日 以降レストランの営業は可能ですが、注文して取りに行く場合のみとまた多くの変更がありそうです。11月の閉鎖より、国の保証はEUの規定通り800000ユーロ、約1億まで。多いようですが、1経営者が多くのチェーン店と従業員を抱えていた場合、全く足りません。悲鳴を上げているのはピンク色でおなじみのウィーンのカフェアイーダもその一つ。大きく変わりそうな対策は、1月中旬の全国民のコロナ検査です。未検査の場合はお店に入れない、なんてルールができそうなのです。
お家時間とウィーンのクリスマス
日本では、いちごたっぷりのクリスマスケーキをよく見かけますが、ウィーンはクリスマス前にシュトーレンを食べながらクリスマスを待ちます。クリスマス4週間前の毎日曜日に4本のアドベントキャンドルにひとつずつ火を灯し3週目のろうそくは別の色です。夏に余っていたローズマリーとラベンダーをろうそくに巻きつけるととってもいい香り。
ウィーンのアドベントカレンダー
クリスマス前までは、アドベントカレンダーをめくるのも楽しみの一つ。1から24まで開けるとチョコやお小遣いが出てくる手作りの物や写真のような市販のものもたくさんあります。カフェが有名なウィーンですが、実はお茶の種類も多く、今回は薬局でも買えるハーブ専門のKOTTASを選択。ハーブ専門店は、日本で言う漢方薬の薬局に近いですね。興味のあったデトックス茶も入ってました。
ウィーンのクリスマスとクッキー
日本人がせっせとおせちを準備するように、ウィーン人は何種類ものクッキーを焼きます。クリスマスはケーキではなくクッキーを食べるのです。中でも。写真左の三日月型のキプフェルはウィーンに住む日本人にも大人気の定番。おせちをデパートで買うように、クッキーは有名カフェで手作りのものをぜひ次回のウィーン旅行で見つけて下さいね。
ウィーンではクリスマスツリーは本物のもみの木が定番
1週間前になると、街のすべての広場でクリスマスツリー市が開かれます。ウィーンのアパートは3m以上天井が高い古いアパートもたくさんありますので大きさは大小様々。持ち運ぶために網をかぶせてもらい、最初の日は葉を開かせるためにそのままに。お部屋に森の香りが漂いなんだか落ち着いた気分に。ロマンチックなクリスマスを数日をウィーンで過ごしたい方は気をつけて。祝日ですべてが閉まってしまいますので、クリスマス前にお越しください。
皆様のご健康とご多幸をウィーンより心からお祈り致します。
Frohe Weihnachten!(メリークリスマス)