9月7日に半年ぶりで公演再会、同時に新シーズンが始まりました。私も9月14日に、開幕と同じ演目、プッチーニの「蝶々夫人」を見てきました。
もちろん気になるのはCovid19対策です。いつもなら誰でも玄関までは入れるところ、外からのすべての扉(実は沢山ある)で、切符と本人確認があります。切符は名前入りで、身分証明書を見せます。オペラは私たちの電話番号も把握しています。着席まではマスクを着けたままです。上の席までマスクをして階段を上るのは、なかなか大変です。エレベーターは必要な方しか使いません。
私が見たのは、4回目・最終公演でもあったので、音楽もこなれて、歌手ものびのび歌っていたと思いました。テレビで見た初日の中継より、生の力も加わって、声も音響、そして雰囲気もすべてが良かったです。何より、こんな状況下でも、新しいシーズンが始まった喜びに、わくわくしました。
さて、公演が終了外に出ると、写真のようになってました。明るい時に見て、正面の窓がいつもと違っておかしいと思っていたら、夜は、ネオンの赤い字で大きく、"OFFNEN"と出ます。Openオープンと同じ意味です。半年閉じていましたから、「活動中!!」という意味なのでしょうか。どうぞ、日常生活がなるべく普通に保てますように!!
(井上 元子)