勉強会
テーマ: 博物館
場所 : ロプコヴィッツ侯爵邸
アルベルティーナ美術館から目と鼻の先にボヘミア系大貴族ロプコヴィッツ家の邸宅
(宮殿=Palais)があります。現在は「劇場博物館」が入っています。
18世紀から19世紀初頭にかけてのフランツ・ヨーゼフ・マクシミリアン・フォン・ロプコヴィッツ
侯爵は芸術的才能にも恵まれ、またベートーヴェンなどの後援者としてもよく知られています。
ベートーヴェン本人の一番のお気に入りだったらしい第三番交響曲が一般には非公開、
つまり私的な限られた人たちの間で初演されたのがここです。
ハイリゲンシュタット遺書の家には、ここのエロイカホールの模型がありますが、
せっかくなのでここの「エロイカ・ホール」に足を運んでみてはいかがでしょう?
クリムトの代表作のひとつである Nuda Veritas 「ありのままの真実」もここ
劇場博物館に展示されています。
この夏のシーズンから中庭にカフェがオープンし、ウィーン旧市街観光の、
またベートーヴェン関連ツアーのとっておき、「隠し玉」的存在となっています。
ウィーン旧市街の真ん中にありながら、そしてオープンテラスでありながら、
中庭にあるため、爽やかかつ落ち着いた雰囲気です。(悪天候時は営業中止)
カフェは、今年は10月末までの営業予定です。(10:00-17:30、水~日)
私たちの勉強会も、ここではとってもはかどります!