ウィーンの秋の催し(10月編)

2022/10/13

ウィーンの季節 雑記


今月から日本への出入国が緩和され、日本へ帰国する外国籍の日本の方も、お仕事や旅行で国外に出る日本の方も、ホッとされてるのではないでしょうか?
外国籍のすべての方に必要だったコロナ下のみの渡航ビザ、(日本から戸籍謄本原本を取り寄せ、現地大使館に予約を取って申請、受け取りなど、大変でしたね。)、3度の有効なワクチン接種証明書保持している方は、PCRテスト陰性証明書(入国72時間以内の日本専用の用紙)などが撤廃されやっと多くの国で厳しい日本への渡航制限が大幅に解除されました。

今年こそは、又来年の今頃は美しい秋のウィーンを訪ねたい!と、思っている方に、
今年も、多種多様な10月の催しの一部をご紹介致します。

市庁舎広場サーカスRoncalli 9月14日-10月9日

夏のフィルムフェスティバルや、冬のクリスマス市で有名な市庁舎前の広場には、
ドイツのサーカスRoncalli団がやってきました。
会場前に特別に設置されたチケット売り場に、カフェワゴン、多くの屋台も可愛らしく、連日多くの方で賑わっていました。

美術館の長い夜 Lange Nacht der Museen 10月1日土曜日

夜の18時から夜中の1時までオーストリア中の630前後の美術館が、1枚のチケット(15ユーロ、学生、年金者割引あり)で見学することが出来ます。

大統領選挙 10月9日 日曜日

大統領選挙があった今年の10月、7人の男性候補者から、現職のファンデアベレン氏が16歳以上のオーストリア人有権者の過半数以上の票を確保し、再選が決定しました。任期は6年です。
町中に沢山のポスターが貼られていました。

秋のウィーンマラソン Herbst Marathon des LCC -wien 10月9日日曜日

秋と言えばスポーツも!という方、大晦日12月31日のマラソン、春のウィーン市民マラソン(2023年は4月23日予定)も有名ですが、伝統的な並木道を持つプラター公園では、
秋のウィーンマラソンも見逃せません。
前日の夕方は参加者全員がパスタパーティに、招待されますから、来年参加予定の方は早めにウィーンに乗り込みましょう。




プラター公園 オクトーバーフェスト開催 Kaiser Wiesn 2022 9月22日-10月9日

ドイツで見逃した方、是非ウィーンで味わって下さい。入り口では、荷物検査がありますので、うっかりアルコールを持参しないよう気を付けましょう。
入場は11時30からで無料ですが、大きな3つのテント内では夕方17時30-18時以降より有料となります。

Viennale ウィーン映画祭10月20日-11月1日とJapannual日本映画の日10月6日-12日

今年で60周年を迎えるviennale では、世界中の映画がウィーンの映画館で上映され、
ウィーン観光局のある広場に面する映画美術館 Film Museum では、海外で評価の高い昔の日本映画が上映されます。
又、以前ご紹介した記事に出てきた日頃から日本の話題のアニメや映画がよく上映される
5区のFilmcasino 映画館では、20以上の日本映画が上映されるJapannualが開催されています。

Nationalfeiertag 国立記念日 10月26日

国立記念日には、伝統的なオーストリア連邦軍所有の軍用車両などの展示ショーがあります。又、予定通りですと、普段入ることが出来ない王宮の大統領官邸や国会議事堂などを含む官公庁も市民に開放され見学することが出来るため、旧市街はオーストリアや近隣諸国から多くの観光バスと人々で溢れかえります。(建物入場には、通常持ち物検査があります。)いくつかの美術館では入場無料のサービスも。


ツーリストインフォメーション

この様な催し情報は、多くの無料パンフレット、地図が置いてあるツーリストインフォメーションで集めることが出来ます。場所は、チョコレートケーキで有名なザッハーホテルの後ろです。コロナパンデミックの状況により、催しは予定変更がありえますので、当日現地のウィーンで確認しましょう。
皆様の秋のウィーン滞在を手助け出来るよう楽しみにお待ち申し上げております。