美味しい!でもちょっぴり危険な秋の味覚

2020/11/01

雑記

 さてさて、久しぶりにブログの順番が回ってきました。

 若干シーズンが終わっているような気もしますが、今日は素敵な飲み物をご紹介したいと思います。それはこちら!

 

 写真でネタバレになっていますが・・・Sturm(シュトゥルム)です。
ホイリゲや、ガストハウスで飲むことができます。時々カフェにも置いているのを見かけます。

 

  シュトゥルムはワインになりかけ飲料・・・ブドウ果汁が発酵して完全にワインになってしまう手前の、一部発酵したアルコール飲料です。写真のように赤と白、更にロゼもあります。フィルターにかかっていないので、濁っています。

↑実際はもうちょっと明るい赤です。

 お味は、ブドウジュースに、ほんのりと焼き立てのパンのような、ブリオッシュのようなワイン酵母の香りがします。微炭酸が爽やかでフルーティ、甘くて、飲みやすくて、本当に美味しい!クイっと飲めてしまいます。

 

 ですが・・・そこには罠が隠されているのです・・・美味しさと飲みやすさの陰に隠れた、飲みすぎ・二日酔いの罠!!

 

 このシュトゥルム、まだワインになってないとはいえ、当然アルコールが含まれています。
 

 アルコール量は発酵途中ということもあり、上下の幅が大きいです。下限は1%ですが、上限はこの果汁に含まれる糖分が全てアルコールになったときの3分の2なのです。大雑把に言うとだいたい辛口ワインの3分の2の量です。
と、いうことは、最大に近い場合はかなりの量になりますよね・・・?
 

 しかも、1杯の量が多い。普通のグラスワイン一杯は125mlですが、シュトゥルムは写真のように250mlのジョッキに、なみなみと注がれてやってきます。

 

 と、いうわけで、飲み過ぎにご注意を。お酒に弱い方は特に。

 そもそもシュトゥルムとはドイツ語で「嵐」。名前の由来には諸説ありますが、私は「飲み過ぎた翌朝、頭の中に嵐が駆けめぐるから説」がお気に入りです。

 

 さて、そんなシュトゥルム、法律上は8月の初めから12月の終わりまで販売されていますが、体感としては9月10月の飲み物です。その後は売り切れが多くなるのか、どんどん見かけなくなっていきます。

 

 どうぞ、秋のオーストリアにお越しの際は是非、この美味しい秋の味覚をお楽しみください。飲みすぎさえしなければ、本当にステキな飲み物です。