エリザベート皇后の西駅の銅像
エリザベートと言えば、世界で最も美しいお姫様の1人として有名です。1992年にウィーン発で始まったミュージカルは31周年を迎えています。愛らしい外見だけではなく、伝統のあるハプスブルク家に嫁いだ事により、想像とは全く異なった人生の中で苦悩と戦い、家族の死に戦争、変わりゆく権力の中で成長した皇后は自らの意思を時に貫く姿も共感を得て人気ですね。
当時には珍しく、体を鍛えて、美しさにも磨きをかけていた彼女の人生を写した<ミュージカル エリザベート>は、美しい音楽と共に、日本でも大人気のミュージカルとなっています。
旧市街だけではなく、西駅にも旅行が大好きだったエリザベートの銅像があり、その先の世界を見つめている様ななんとも言えない哀愁が感じられます。
ロミーシュナイダー主演映画<プリンセスシシー>の撮影現場 フシュル湖
ヨーロッパで、エリザベート人気が出てきたのは、ロミーシュナイダー(1938-1982)主演の1955年の映画<プリンス シシー>の影響があります。
撮影現場で使用された<バードイシュル>は、実際にフランツヨーゼフ皇帝と婚約した場所ですが、育ったお城はドイツではなく、ザルツカンマーグートのフシュル湖のお城が撮影に使用されました。
現在でも、展望台や、散歩道から眺めることが出来ます。ただ、山岳に囲まれたザルツブルク近郊の湖水地方ザルツカンマグートの冬の道は、雪で滑りやすいの気をつけましょう。
登山ガールの私の足元は、ほぼ平地のため、アウトドアメーカーSalewaの簡単な登山靴と、オーストリアのトレッキングホール(登山用ストック) Komperdell(ただいまスポーツ用品店でセール中ですよ)が、滑っても私を支えてくれます。
遠くに見えるSchober山は、1328mの低山ですが、途中から崖をよじ登る為ヘルメットを購入した夏に考えたい登山上級コースです。冬は4時から5時に暗くなりますから、日照時間のチェックも忘れずに、オーストリアの自然を楽しみましょう。
エリザベート皇后愛用のJ.B.Filz社のすみれの香り
最も古いウィーンの香水屋さんの一つに、ウィーン旧市街グラーベン通りのJ.B.Filz社(1809)があります。家賃高騰の為、3月の終わりになんと店舗が閉店してしまうため、多くのウィーンマダムが名残惜しい表情で連日足を運んでいます。多くのウィーンメディアでも閉店を悲しんでおりましたが、オンラインでの注文を受け付ける事が決まった様で、どうにか商品の購入は今後も可能となりそうです。ウィーン会議後に出来た<人気の香りWiener Lieblingsduft>は、日本の方の好みに合いやすく ウィーンらしくユーモアのある<カフェの香り>などのオリジナルブランドがあります。なんといっても人気なのは、
すみれの香りが大好きだったエリザベート皇后愛用の
<インペリアルのすみれ Imperiales Veilchen >です。
私とご一緒に街を散策した日本のエリザベートファンのお客様も、そうでないお客様も、フリータイムに足を運ばれた様ですね。
バラの香水は、ひと瓶使用後に新しい様々なメーカーをトライしていますが、(例えばイギリス王室御用達のフローリス1730年創業)
<すみれの香り>は、ウィーンで手にした初めての香りです。
シュッと、ひとふきし、数秒置いてから空気に触れ香るすみれの香りは、少し甘く、控えめではありますが芯の通ったエレガントな香りがその後に続きます。
目を閉じると気分はエリザベート。皆さんもウィーンで味わってみませんか?