懐かしい物理!フーコーの振り子

2021/02/20

雑記 産業技術博物館 勉強会

 勉強のため訪れたTechnisches Museum (産業技術博物館)で、
懐かしいものを発見しました。


<動画は公開を終了しました>

 フーコーの振り子!

 

 

 高校で勉強しましたが、完全に忘れていました。

 

 とある漫画でフーコーの振り子を応用した爆弾の話を読んだ時に
チラリと思い出したぐらいでしょうか。
すっかりご無沙汰です。

 

 なじみがない方にざっくりご紹介すると、
フーコーの振り子とは地球の自転を証明する実験です。
フランスのレオン・フーコーにより、1851年にパリのパンテオンで行われました。

 

その時代、すでに地動説は常識になっていたのですが、
実験によって証明したのは歴史上フーコーが初めてだそう。

 

 フーコーが公開実験で使った振り子の弦は67mなのに対し、
この博物館の振り子は17mとオリジナルに対してスケールは小さいです。
でも、ゆらりゆらりと振れる振り子には、心が落ち着くような、吸い込まれるような
独特の魅力を感じました。

 

 さて、この振り子、北極点なら24時間で360°回転します。
私(のさび付いた脳みそで)の計算だとウィーンではおよそ266°になりました。
うぅーん??どうでしょう???合ってますか???わかりません!
興味がある方は計算してみて下さいね。


 里帰りしたらエーコの本を買おうかなと、違う方向への刺激にもなりました。
フーコーさん、ありがとう!